星の王子さまのバオバブの木が出てくる場面、話に筋がないっていうか、なのにやたらと木の恐ろしさを強調しているし、読んでいてかったるいなと思うところよ。バオバブの木は何を意味するのかしら?
Bonjour ! バオバブの木、星の王子さまが何を言いたいのか、話を理解しにくいどころか理解できない要因を作っている一つがバオバブでしょう。私の妄想だけれどきっとこの暗号だろう、と卒然と繋がったことをお話ししたいと思います。どこにもない考察ですが、もしご興味がありましたら、お付き合い頂けたら嬉しいです。
何を言いたいんだか、何が書かれているのかよくわからない。それが星の王子さま、と言えなくもなく、シンボル的な?語彙として知ったのが「バオバブ」なんて人も多いのではないかと思います。
でもそのバオバブが一体何なのよ?
バオバブの木について、飛行士は王子さまと出会って3日目にバオバブドラマを聞かされた、と突如始まってから、イラストを含んで数ページに及んでバオバブの話があり、翻訳では「急を要する」ー小島俊明氏訳、フランス語では「l’urgence / 緊急」という単語で終わっています。
この数ページからサン=テグジュペリが本という場を使って私たちに何を伝えたかったのか、解説して行こうと思います。そして、星の王子さまという本が何しろ分かりにくい、難しい、ハッキリ言って何だかヘンテコ?なことも、きっと「そういうことか」と腑に落ちるかも知れません。
結論を言ってしまえば、サン=テグジュペリが社会的にはっきり言えないことを必死で言おうとしているから!何を言っているのかさっぱりわからない、場面なのです。
(象も出てきますが、これまた別の暗号です。別の機会に書きますね。)
では、サン=テグジュペリが言いたかったことを探してみるとしましょう。
王子さまの「星」にある恐ろしい「タネ」とは?
では、第5章の話のポイントを見てみましょう。
王子さまは飛行士に謎かけを始めます。
「巨大な木に成長するバオバブでも、元は小さいよね?」
王子さまの星にはあらゆる星と同じように良い草/タネと悪い草/タネがあった。→あらゆる星とは、地球も含まれている、ここではむしろ「地球」のことと思われます。
バオバブは土の奥深くからバラの芽と見分けがつかないような芽を出す。王子さまの星(=地球をなぞらえていると想像)の「地面」には恐ろしいタネ、バオバブがはびこっていて、それらは星を破滅させてしまう。→星の大小の話ではなく、巨大な力を持つ勢力が地球を破壊してしまう、と読めるかな。
そして王子さまは飛行士に、子どもたちがバオバブがどれほど恐ろしいかを頭に刷り込むために、バオバブが地球を覆い尽くしている絵を描いてくれるように頼んだ。
飛行士もバオバブの恐ろしさを喚起するにふさわしい見事な絵を描いた。急がなければ、と駆り立てられるように描いた。
このバオバブの木の場面を、書いてある文字のまま読まず、
- 「星」→「地球」
- 「悪いタネ/草、バオバブ」→「カバール」
と置き換えてみましょう。
因みにカバール(言語によりハザールと発音)とは、他にも呼び名がありますが、DS(ディープステートの略)とかフリーメーソンとか闇政府などと呼ばれる、簡単に言うと地球を乗っ取り支配してきた悪魔勢力。政府、金融、医療、宗教、メディア、慈善事業、大企業などを操ってきた闇勢力を指します。シンボルマークの一つは「目」。
カバールはカバールマフィアとして知られ、その本拠地は現在のウクライナ辺りだった(もう過去形で)そう。
▷参考記事:モーツアルトはなぜ死んだのか。こちらの記事の中ほどで少し触れています。
恐ろしいバオバブになぞらえた地球の「危険」とは?
本の中では、バオバブは悪い芽=悪い木であるということで、芽が出たら、大変な仕事だけどマメに抜いていないと星全体を覆って取り返しのつかないことになってしまう、と書かれています。
ここを、バオバブをカバールに置き換えると?
一見、美しいバラと見分けがつかないような悪党を好き放題に茂らせたら地球はどうなる?ってことだ!
実際、悪党の思うままだった。悪党は地球で何をやってきたのか?というと、星の王子さまに出てくるこのセリフが全てを物語っています。
子どもたち!気をつけろ!緊急 の意味すること
そのセリフは、これ!↓
子どもたち!バオバブには気をつけるんだよ!
カバールが何をしてきたか?はここでは言いにくいけど、こういうことです。↓
最近の世界のニュースからすると・・きゃー😱 拐われて食べられないように気をつけろーってことだ。。むしろ親たちに言ってる。。
そして星の王子さまの中で有名な、というか、迫力満点に描かれている挿絵こそが、カバールになぞらえたバオバブ。私たちの気づかないところで勢力を振るっているカバールは予断ならない、放置してはならないと叫んでいるのです。
記事の後の方で悪事をちょっと詳しく書きます。
バオバブの木が「3」本、が意味する怖い!こと
前出のモーツアルトの魔笛にも通じることなのですが、モーツアルトは魔笛の中でやたらと「3」という数字を使っています。それは、モーツァルトが知ってしまったフリーメイソン/カバールの悪魔世界を象徴する数字の一つ。
これまでの世の中は(つい最近の芸能人なり有名人なり皆)、世に出たければフリーメイソン/カバールに加担するしかなかった時代。モーツァルトもそのためにフリーメイソンのメンバーとなったと推測できます。
▷参考:モーツァルトはなぜ死んだのか? こちらの記事の中ほどをご覧ください。
想像するに、サン=テグジュペリは作家として飛行士として、既に著名人として知られていました。すなわち、モーツァルトと同じくフリーメイソンの勢力の中で活動することを余儀なくされていたと解釈できます。
世に出るには従うしかない。逆らえば命はない。従うことで社会的地位を与えられる。今までの大企業、有名人たちも例外なく悪事に加担することで栄えてきたといわれています。
戦争さえも、闇の者のお金のために仕組まれていただけと知り得たのがコロナ騒動だった。国同士の不幸な争いだなどと体のいいこと言ってるだけなのは、日本なら、原爆という地上爆破で国民を破壊して、してやったり、と言わんばかりの笑いが止まらない昭和ニセ天皇の記者会見を見ればわかることです。
サン=テグジュペリも星の王子さまを介して「3」を暗号に地球は子どもにとっての緊急事態であることを伝えようとしていたのかも。
なので飛行士は、バオバブ=カバール/フリーメイソンの恐ろしさを何としてでも地球上の人々に知ってもらおうと、星の王子さまのイラストの中でもこれ以上ない気迫に満ちた絵を、緊急事態を知らせるが如く必死に描いた、ということでしょう。
飛行士に「僕はお説教じみた口の聞き方は嫌いだ」というようなことを言わせながらね。
バオバブのこの場面はわけわからないから読み返す時もすっ飛ばすと決めていたけど、とんでもない話だとわかった。
ー後編に続きます。
星の王子さま書籍
読書・翻訳本
フランス語朗読CD付き書籍
- 河原康則氏:小さな星の王子さま
CD1枚、抜粋の朗読。若手俳優ステファノ・ファッコ氏の聴きやすく心地よい声と朗読。フランス語原文を聞いてみたい方にもとてもオススメです。 - 小島俊明氏:対訳フランス語で読もう「星の王子さま」朗読CDセット版
CD2枚全編朗読2時間10分収録。名優ベルナール・ジロドー氏朗読、音楽挿入あり。サン=テグジュペリの音声あり。
星の王子さまでフランス語を学ぶ書籍
お読みいただき、ありがとうございました。
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